東京からニューデリーに片道24時間かけて行ったお話

インド
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とますけ
とますけ

こんにちは!
旅とお酒が大好きなとますけです。

仕事を辞め何か人生の節目だと思い、インドに行くことにしました。

しかし、インドまでの航空券が高い!!

お金という最大の障壁が立ち塞がりました。インドに行くと決めたものの、都内一人暮らし社会人2年目の給料では、海外に行くのもなかなか金銭的にも厳しいです。直行便で行くとなると、往復約15万円もかかります。

ビジネスクラスはともかく、エコノミーの直行便ですら高いと感じてしまう。

でも、お金はないけど、若さと体力はあるさ!

ということで、スカイスキャナーという航空券比較サイトの検索条件を最安にすると出てくる、乗り換え2回、片道約24時間、往復料金62,497円の格安航空券のチケットを予約し、インド入国の準備を整えました。

もう後戻りできないです(笑)

成田国際空港からノイバイ国際空港へ

09:30 成田国際空港発

最初のフライトは、成田国際空港からベトナムの首都ハノイにあるノイバイ国際空港までの片道約6時間半のフライト。ここから24時間後にようやくインドに着くと思うと気が遠くなりそうでした。

VietJet Airは狭すぎる

ベトナムのノイバイ国際空港までは、東南アジアに旅行経験がある人ならお馴染みのLCC航空 VietJet Airに乗りました。

さすが、LCCということもあり、座席はこのように隙間が無いくらい窮屈な感じです。
この飛行機に6時間半も乗らないといけないと思うと、お先真っ暗。まだ旅は始まったばかりなので、体力は残しておかないと!

飛行機の中はやはり退屈でしたが、久しぶりの海外旅行だったので、飛行機から見える外の景色にうっとり。思っていたより気分が高まっていたので、気持ち良いフライトだと感じました。(席は窮屈でしたが……)

ノイバイ国際空港到着

14:00 ノイバイ国際空港着

飛行機を降りトランジットエリアに向かい、外の景色を見てみると天気は雨が降っていました。東南アジアの生暖かい湿っぽい空気が肌に伝わってきましたね!

ノイバイ空港で乗り継ぎのため約5時間待機

次の出発時刻は18:50
約5時間後の出発です。5時間は長すぎるよ~(笑)

ノイバイ国際空港には、スターバックスなどのカフェ、ベトナム料理店やお土産屋さんなどがありました。

せっかくベトナムに来たので、ベトナム料理のフォーを頂きました。日本とは違う独特の味を堪能した時に、当分日本料理は食べられないのかと、早くも日本が恋しくなりました。

でも、ベトナムのフォーはとっても美味しかったです!
インドに直行便で向かっていたら食べられなかったのでラッキー??

お昼ご飯を堪能した後は、空港をぶらぶら散歩しました。
その後は、本当に何もすることがなかったので、3時間ほど体力温存のため仮眠を取り時間が過ぎるのを待っていました。(暇という名の地獄です……)

ノイバイ空港からアフマダバード国際空港へ

18時55分ノイバイ国際空港発

続いても、LCC航空 VietJet Airに乗りました。向かう先は、インドのアフマダバード国際空港という場所です。ここから約5時間15分の長いフライトが始まります。

飛行機に乗る時には、辺りは暗くなっていましたね!乗客にはインドの方が多く乗っており、ようやくインドに入国するのか~と密かな胸の高鳴りを感じましたね!

アフマダバード国際空港到着

23:00 アフマダバード国際空港着

事前に日本で申請をしていた E-VISAを入国時に取得し、無事インドに入国することが出来ました!

入国する前は手続きに苦労すると思っていましたが、思ったよりあっさりとした入国でした。イミグレーションも入国の目的や泊まる場所などの簡単な質問だけだったので良かったです。

ここからはインド国内の移動になるため、国際線のターミナルから国内線のターミナルへと歩いて移動します。

空港の外に出た瞬間、

あ、ここインドだわ!

とすぐに感じましたね(笑)
インド特有の香辛料の匂いや排気ガスの煙たい感じ。

そして、現在時刻は23:30。

国際線から国内線のターミナルまで15分ぐらい歩いていかないといけないので、夜道がちょっと怖いです。ですが、空港ということもあり、あたりは明るくあまり危険は感じませんでした。

アフマダバード国際空港で乗り継ぎのため約5時間25分待機

国内線ターミナルに到着しました。
空港に入る前に、迷彩服を着たイカツイ兵隊さんのような方の飛行機のチケットチェックがあり少しビビりました(笑)

無事、兵隊さんのチェックを通り、荷物や航空チケットの発行などの入国手続きを終え、ようやく一息。

次の出発時刻は04:05。

約4時間半待機します。もうここまでくるとインドにきた喜びと体力的な限界がごちゃ混ぜとなり、何とも言えない気持ちになりました(笑)

勝手な偏見でインドの空港って汚いイメージがありましたが、そんなことはなく、床やトイレもピカピカでした。あと国内線なので、ほとんどがインド人の方で、日本人が珍しいのかめちゃくちゃジロジロ見られます。

ここでようやくインド飯にありつく

もう時刻は深夜の0時だったので、お腹もペコペコ。遅い時間まで営業していたご飯屋さんで、インド料理を注文しました。

頼んだ料理は名前はわからなかったのですが、ミスドのパイみたいな食べ物です。中にはピリ辛なカレー味のジャーマンポテトのようなものが入っていて、美味しかったです!

夜ご飯を食べ終わった後は、歯磨きをしたりしながら時間を潰し、あとはひたすら仮眠を取っていました。空港の椅子だから、眠たくても眠れないジレンマ。

アフマダバード空港からインディラ・ガンディー国際空港へ

04時05分アフマダバード国際空港発

続いては、インドの国内線 インディゴ航空に乗りました。向かう先は、インドの首都ニューデリーにある、インディラ・ガンディー国際空港という場所です。ここから約1時間40分と今までと比べたら割とライトなフライトです。

周りは全員インド人(笑)
香辛料の匂いが、飛行機の中を包んでいました。

インディラ・ガンディー国際空港に到着

06:00 インディラ・ガンディー国際空港着

ようやく、24時間かけて目的地に到着しました。

もうこの時は達成感でいっぱい!!

まだインド旅行が本格的に始まっていないのに、もう終盤戦みたいな感じがしました(笑)

地下鉄に乗り、首都ニューデリーへ向かう

空港を出たら、英語とヒンディー語で書かれた案内板を頼りにニューデリー駅行の地下鉄乗り場を目指します。インドは英語圏なので、もし道に迷っても英語で尋ねることができるので少し安心です。

地下鉄の改札とチケット売り場の様子。
早朝だったため、そこまで人の姿は多くなく、仕事へ向かうスーツを着たインドの方がちらほらいました。

ニューデリー駅までの料金は、60ルピー(約100円)でした。

さすが、インド価格!安いです。

首都ニューデリーへ到着

着いて早々、アフマダバード空港で感じた香辛料の匂いや、排気ガスの臭いが充満するこの街にわくわくしました!

東京からニューデリーまで本当に遠過ぎました……。
ここまで耐え抜いた自分を褒めたいと思います(笑)

乗ってみた感想

帰りもこの過酷なフライトが待っていると思うとゾッとします。
安さをとるか、楽さをとるかという選択。

今思うと、こういう過酷な旅もネタ話として使えるので挑戦してよかったなと思っています。
そして、快適なビジネスクラスの飛行機に乗れるぐらいの大人になるという目標ができました!

安くインドに行きたい!と思っている人は、是非試してみてはいかがでしょうか。

経験しないと分からない感情を知れると思います!



P.S. この後のインド旅行初日。

時差プラス体力の限界プラスインド人の詐欺。
心と体が悲鳴を上げました。

お読みいただきありがとうございました。

YouTubeでインド旅行動画も投稿しているので、よろしければ是非こちらもご覧ください。

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