こんにちは。
旅好きのとますけと申します。
2023年1月中旬にタイ、マレーシア、シンガポールを陸路で縦断するマレー半島縦断旅に出かけてきました。その旅では、マレーシアの首都クアラルンプールからマラッカを訪れました。
今回はクアラルンプールからマラッカへのバス移動の方法について解説していきたいと思います。
マラッカとは
マラッカとはマレーシアの南西部にある都市です。
マラッカはオランダやイギリスの西洋文化や中国の文化などがひしめき合う街です。
2008年にマラッカはペナン島のジョージタウンとともに世界文化遺産に認定され注目を集めています。そのため、マラッカは海外からの注目度も高く、たくさんの旅行客でにぎわっております。
私がマラッカを訪れた際は街全体がお祭りをしているような活気がありました。
様々な文化が入り混じったマラッカは魅力がいっぱいです。西洋文化を味わえるオランダ広場はもちろん、マラッカグルメのチキンライスボールを堪能、水上モスクとともにマラッカ海峡の景色を眺めたり、楽しみどころ満載の都市です。
KLセントラル駅からTBSバスターミナルへ
クアラルンプールからマラッカに行きたい場合は大抵の場合、高速バスを使っていきます。
マラッカ行きの高速バスは、TBSバスターミナルと呼ばれる場所に発着しております。
TBSと聞くと日本の放送局を思い浮かべてしまう人も多いのではないでしょうか。
TBSとは「Terminal Bersepadu Selatan」の略のことで、クアラルンプール郊外にある長距離専用バスのバスターミナルのことです。TBSという名前は日本人に馴染み深いため正直紛らわしいですよね。
マラッカへ行くためには長距離バスの玄関口であるTBSバスターミナルを目指さなければななりません。
今回はクアラルンプールにあるKLセントラル駅を出発地点として解説していきたいと思います。
KLセントラル駅からTBSバスターミナル
TBSバスターミナルにはKTMコミューターと呼ばれる電車に乗っていきます。
KTMコミューターとはクアラルンプール首都圏を走る近郊列車のことです。
まず、KLセントラル駅に着いたら、KTMコミューターのチケット窓口に向かいましょう。
チケット窓口に着いたら、TBSバスターミナルの最寄り駅であるバンダル・タシッ・スラタン(Bandar Tasik Selatan)駅までのチケットを買います。
窓口の人に「バンダル・タシッ・スラタン駅まで行きたい」と伝えると窓口の人がICカードを用意してくれます。私はバンダル・タシッ・スラタン駅の英語の発音を聞き取ってもらえなかったので、「TBSまで行きたい」と言ったら伝わりました。
料金は3リンギット(約90円)でした。
※別途ICカード発行料がかかるかもしれません。
私はKTMコミューターのICカードを持っていたため、カード発行料はかからなかったです。
改札を通ったらPlatform6に到着するSg. Gadut行きの電車に乗りましょう。
電車に乗り込んだら、4駅先のバンダル・タシッ・スラタン駅まで乗ります。
KTMコミューターには案内板があり点滅で次の到着駅を教えてくれるので、英語でのアナウンスが聞き取れなくても電光掲示板を見れば安心です。
Bandar Tasik Selatan駅に到着したら改札を出ます。
改札を出るとTBSバスターミナルまでの案内表示があります。
そのまま案内表示に従ってTBSバスターミナルを目指しましょう!
TBSバスターミナルは長距離専用バスの発着場であるため、スーツケースなどの大きな荷物を持った人がいると思います。バンダル・タシッ・スラタン駅からTBSバスターミナルまでは一本道なため案内板を見ながら進めば迷うことはないと思いますが、万が一迷った場合は大きい荷物を持った人の後についていけば大丈夫だと思います。
TBSバスターミナルからマラッカへ
TBSバスターミナルチケット窓口で購入
TBSに到着したらさっそくバスチケットを購入していきます。
バスチケット購入窓口はL3フロアにあります。バンダル・タシッ・スラタン駅からTBSバスターミナルに来る場合は、L3フロアから入ることになるのでフロア移動はしなくても大丈夫です。
TBSバスターミナルL3フロアの入り口を右に進むとバスチケット購入窓口があります。
窓口は複数ありますが、どこにならんでも大丈夫です。
私がTBSでチケットを買った時は、平日だったこともあり、割と空いていました。
まず、マラッカ行きのバスチケット購入に必要なものをご紹介します。
パスポートと11リンギット(約330円)だけです。
料金は330円とお手頃価格で「こんなに安くマラッカまで行ける!」とニヤニヤが止まらなかったです(笑)
パスポートと現金を手元に準備したら、窓口で「マラッカに行きたいです」と伝えましょう!
そうすると窓口の方が直近のおすすめのマラッカ行きのバスを選んでくれます。
また、バスチケット購入の際は窓口の手元にあるモニターで確認しながら、
バスチケットの購入手続きができるので、間違った行先になることも防げると思います。
無事チケットを購入することができたら、チケットに記載されたバス会社、出発時刻、目的地、Gate番号を確認しましょう!!
チケットの詳細を把握したら、TBSバスターミナルのL3フロアロビー中央にある時刻表で自分のチケットに記載されたバス会社、出発時刻、目的地、Gate番号を確認します。
自分のバスチケットの改札番号を確認し、改札をくぐりましょう。改札もL3フロアにあるのですぐに見つかると思います。
バスが来ていなくても改札を通ることが出来るので、
準備が出来次第チケットに記載されたQRコードを改札にかざしバス出発ロビーに行きましょう!
※ここでしっかり改札の上に表示されたGate番号と自分のGate番号があっているか確認を怠らずに。
改札Gateは複数あるので注意が必要です。
改札を通ると下りのエスカレーターがあるので、エスカレーターに乗ってバス出発ロビーまで行きます。
エスカレーターを降りた先がバス出発ロビーなのでわかりやすいです。
また、バス出発ロビーには小さな売店もあります。
飲み物や食べ物が欲しい方はこちらで買うことが出来ます。(ちなみに待合所の売店はクレジットカード対応です。)
バス出発ロビーにはGate番号が書かれているので、自分のチケットに記載されたGate番号の近くの座席でバスが到着するのを待ちましょう。バスが到着したら係の人がやってくるので、チケットを見せてからバスに乗車します。
バスが到着したらチケットに記載された自分の座席に座ります。
大きな荷物がある場合はバスのトランクに預けることができます。
ちなみにTBSバスターミナルからマラッカまでは約2時間半くらいかかります。
マラッカ・セントラルからマラッカ市街へ
タウンバスでマラッカ市街へ
TBSバスターミナル発のバスはマラッカ・セントラルに到着します。
マラッカ・セントラルとは長距離高速バスやタウンバス、タクシー乗り場があるマラッカ最大のターミナルのことです。
マラッカ・セントラルからマラッカ市街は少し距離があり、徒歩だと1時間半くらいかかります。
1時間半くらいなら徒歩でも行けなくはないですが、
マラッカの気温は年中24~32度くらいなため歩いていくことはあまりおすすめしません。
そのため、マラッカ市街へはタウンバス、タクシーを使っていくことになります。
今回はタウンバスでのマラッカ市街への行き方をご紹介します。
マラッカセントラルの案内表示に従って、Domestic Bus Terminalを目指します。
マラッカ・セントラルのタウンバスの待合いロビーに到着したら、一旦外に出ましょう。
外に出るとタウンバスの乗り場があります。
マラッカ市街行きのタウンバスは17番のバス停です。
17番のバス停を見つけたらUjong Pasirとかかれた17番のバスに乗り込みます。
(もしバスが来ていなかった場合は、タウンバスの待合いロビーで待機していましょう。)
17番のバス停にタウンバスが来たらさっそく乗りこみます。タウンバスはチケットを買う必要もないため、そのままバスに乗り込んでも大丈夫です。
タウンバスの料金は運転手の方にお支払いします。
また、料金の支払いは乗車時でも降車時のどちらでも大丈夫です。私は降車時に料金を支払いました。
ちなみにマラッカ・セントラルからマラッカ市街までの料金は1.5リンギット(約45円)でした。
オランダ広場と言われる場所がマラッカ市街の中心地と言われています。
バスに乗っていると西洋風の建物が見えてくると思いますので、
オランダ広場が見えてきたら、降車ボタンを押してバスを降りましょう!!
バスを降りたら目的地のマラッカ市街です。
(ここまで長旅お疲れさまでした !(^^)! )
マラッカを訪れよう!!
今回はクアラルンプールからマラッカ市街へのバスでの移動方法を解説しました。
様々な国の文化がひしめき合うマラッカ。
日本とは違ったエキゾチックな雰囲気を感じれること間違いなし!
クアラルンプールからマラッカはふらっと行くことができるので、
ぜひみなさんもマラッカを訪れてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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