こんにちは!
旅とお酒が大好きなとますけです
バンコク駅から約17時間をかけてタイとマレーシアの国境沿いに向かう寝台列車に乗車してきました!
今回は、寝台列車の様子をご紹介していきたいと思います。
タイ-マレーシア間を走る寝台列車
タイのフアランポーン駅(バンコク駅)とマレーシアのパダンブサール駅間を繋ぐ寝台列車です。
距離は約1,000kmほどです。
東京-大阪間の片道が500kmほどなので、往復分の移動距離となりますね!
出発地はフアランポーン駅
寝台列車の出発地点はフアランポーン駅(別名:バンコク駅)です。フアランポーン駅はタイの首都バンコクにあります。
かまぼこ型の駅校舎は、日本では中々お目にかかれない建物なので珍しいです。
そして、駅校舎内に入ると広々とした奥行きのある建物になっていました。
大きな荷物を持った人が行き来していて、ここは旅の出発地や終着地なのでしょう。
寝台列車に乗車
出発時刻の10分前になったら駅のプラットフォームに入場できます。
駅校舎内は特徴的なかまぼこ型であるため、プラットフォームが横並びになっていました。
新宿駅のように電車のホームが入り組んでいないので移動が楽でしたね(笑)
今回は、Su-Ngai Kolok/PBS行きに乗車します。
PBSとは、タイとマレーシアの国境沿いに位置しているパダンブサール駅のことです。
プラットフォームは5番でした。
寝台列車の様子
購入したチケットを確認し、席に乗車します。
※もし、自分の座席が分からなかった場合は、駅員さんがいるので聞いてみましょう。英語が通じるので大丈夫だと思います!
座席は二人掛けのボックスシートになっていました。
座り心地はよくあるパイプ椅子のような硬さでしたが、特に座っていて気にならなかったです。
そして、夕方頃になるとタイ国鉄のスタッフさんがベッドの準備をしてくれます。
二人掛けのボックスシートがあっという間に寝台席に早変わり。
国鉄スタッフさんの手際の良さの凄いこと!
寝台席の準備が整うと、枕とシーツと毛布を頂けます。
寝心地はそこまでフカフカではなかったですが、全然寝れる硬さでした。
また、成人男性が足を延ばしても十分余裕があるベッドの長さでしたね。
寝台列車は結構揺れますが、途中で起きるほど酷くはありませんでした。
こちらは22:00頃の様子。
写真のようにカーテンで仕切ることができるため、プライベートな空間は確保できます。
ドミトリーのお部屋みたいな感じでしたね。
続いては、水回りの様子です。
車両の後方には洗面所があります。列車の中で一晩過ごすので、歯磨きや洗顔などで利用しました。
※蛇口から出るお水は飲料水ではなかったです。
そして、トイレは洋式タイプでした。
寝台列車ということもあり、トイレのスペースは狭めで男女共用です。
東南アジアを旅行していると、結構な確率でトイレットペーパーがないトイレに遭遇する時があります。
幸運なことに、今回乗車した寝台列車には、トイレットペーパーが常備されていましたので一安心(笑)
日本人にとっては紙がないのは致命的ですよね……。
おそらくみなさんが、気になると思うのは、トイレの衛生状況ではないでしょうか。
残念ながら、トイレはすごい異臭がしました。トイレ自体も年季が入っている感じだったので、「そりゃそうですよね」という感じ(笑)
トイレには格子窓がありましたが、それを上回る異臭が漂っていましたね。
寝台列車の車窓から
寝台列車からは、タイの街並みや賑わう商店の様子などが見れました。
牛の大群なんかもいました(笑)
夕方になると、夕焼けがとても綺麗でしたね!
こちらは明け方の様子。
電車の窓に朝日が射し込んできて、とても清々しかったです!
気を付けること!
最後に、実際に寝台列車に乗ってみて、注意したほうが良いなぁと思ったことがあったので共有します!
盗難には気を付ける!
座席はカーテン1枚で仕切られているだけなので、荷物の管理には気を付けましょう!
トイレなどで席を離れる際は、貴重品などを持っていくようにしましょうね。
トイレの衛生状況は汚い!
先ほども、トイレの衛生状況をお話ししましたが、トイレは結構汚いです……。
「そんなの全然問題ないよ!!」
という方は問題ないですが……。
生理的に汚いトイレは受け付けない方は、大変ですよね。
出発前にトイレを済ましておくなどして、なるべくトイレの利用回数を減らすなどしたほうが良さそうです。
乗車前に覚悟は必要です(笑)
まとめ
今回は、タイ-マレーシア間を移動する寝台列車に乗った様子をご紹介しました!
島国日本では、絶対に体験できない陸路での国境越えは、不安もいっぱいでしたが、忘れられない経験をすることもできました。
旅が好きな人や、ワクワクしたい人は、タイ-マレーシア間を走る寝台列車に乗ってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
▼パダンブサール駅からバターワース駅への行き方はこちら!
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